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【驚異の7日間点きっぱなし】アウトドア/キャンプ用のLEDライトは絶対これ。【被災時にも】

レビュー

今回は、アウトドアはもちろん
非常時にも便利なLEDランタンを紹介。

かなり小型なLEDランタンなので、正直なところ使用前の期待度はあまり高くなかったが
実際に使ってみると、見た目からは想像できないほど周囲を明るく照らしてくれるので
正直、驚いた。

しかも、一回の充電でかなり長時間使えるので
数日間程度の使用なら電池切れの心配はほぼ皆無。

キャンプやレジャーなどのアウトドアだけでなく、非常時にもかなり活躍してくれる。
災害時の備えとして、一家に一本常備しておくことを強くおすすめする。

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外観

こちらがゴールゼロというメーカーの超コンパクトLEDランタン
ライトハウスマイクロ

寄りで撮ったので、写真では少し大きく見えるが
長さが約9センチ、直径が約4センチ(いちばん太くなっている部分)
細い部分の直径が約2.5センチとかなりコンパクト。
ポケットどころか、手の中にもすっぽりと収まるサイズ。

重さは68g。軽い!

上部には、照明のオン/オフ兼点灯モードの切り替えスイッチ。
写真では少し見えにくいが、バッテリー残量表示LEDもある。

吊り下げ用の金具も付いているので
カラビナやロープを使って、どこかに引っ掛けて使うこともできる。

底面には充電用のUSB端子が内蔵。
USBの差し口さえあれば、ケーブル不要で充電することが可能。

ただ、本体ごと充電器に挿しておく必要があるので
場合によっては少し充電し難いかもしれない。これは良し悪し。

それでも差し込み口の角度自体はけっこう自由に変えることができる。
とりあえずUSBを差す場所さえ確保できれば、ある程度柔軟に対応できるとは思う。

適当にぶすッと差した図。

スイッチの機能&使い方

点灯するときは、本体上部のスイッチを押す。
その後はスイッチを押す度に点灯モードが切り替わる。

スイッチ1回押し2回押し3回押し4回押し
LED点灯状態フラッシュライトランタンハイモードランタンローモード消灯
フラッシュライト点灯した様子、光は優しい色合いのアンバー系

上記いずれのモードも、点灯中にスイッチを長押しすると明るさの調整ができる。
スイッチを押している間、明るさが無段階にゆっくり弱まっていくので
必要な明るさまで照度を調整して使うことで、バッテリーを温存することができる。

 点灯初期状態(点灯時間)スイッチ長押し(点灯時間)
フラッシュライト120ルーメン(8.5時間)最終20ルーメンまで減光(100時間)
ランタン(ハイ)150ルーメン(7時間)最終20ルーメンまで減光(80時間)
ランタン(ロー)75ルーメン(15時間)最終10ルーメンまで減光(170時間)

170時間の連続点灯を実現したランタン

なんと、最長で脅威の170時間点灯
7日間の点きっぱなしに耐える脅威のバッテリー持ち。

特筆すべきこの点灯時間の長さ。このランタン最大のメリットはここにある。
他の製品でここまで長時間点灯するものは見た事がない。

これだけの長時間点灯が可能なら、非常時にはかなり活躍してくれるはず。
実際、有事の際には
めちゃくちゃ明るいけどすぐ電池が切れるライト』よりも『ほどほどの明るさだけど長時間使えるライト』の方が役に立つ。

10ルーメンもあれば非常時には実用十分

その代わりというか
170時間点灯できるようにするには、ランタン(ローモード)で10ルーメンまで照度を落とす必要がある。

数字だけの印象では、10ルーメンなんて暗すぎて全く使えないのではと思うかもしれない。
しかし、実際に真っ暗な状況下で使ってみれば
10ルーメンでも手足元を照らすには必要十分な明るさがあることがわかる。

また、フラッシュライトの機能もあるがベースはランタンなので
正面のみを照らすフラッシュライトと違って
光を広範囲に拡散してくれるところが明るさを感じやすいポイント。

それでいて、何とIPX6等級クラスの防水。素敵。

夜間、屋外での点灯試験

実際に野外で点灯して、どれくらい明るいのか
それぞれのモードを試してみた。

点灯モード別の光り方と、スイッチ長押しで減光した時にどこまで明るさが落ちるのかを検証する。

フラッシュライトモード

フラッシュライトモード、最大照度で点灯。

ヘッド部分を使用した、120ルーメンのフラッシュライトモード。

単純に明るいだけでなく、照射角度がかなり広いので
前方のかなり広い範囲を照らしてくれる。

オマケ程度のモードではなく、ちゃんとフラッシュライトとして使えるだけの明るさがある。

ランタンモードと、フラッシュライトモード。
周囲を広く照らしたいとき、遠くを照らしたいとき。
状況に応じて使い分けができるのが、この商品のもう一つの大きなメリット。

フラッシュライトモード、スイッチを長押しして最小照度まで低下。

スイッチを長押しして、最小照度の20ルーメンまで落とす。

他の点灯モード同様、最大照度と比べればかなり暗く感じるが
屋内使用であれば、こちらも必要十分な明るさがあった。

ただ、野外で使うにはちょっと難がある。
フラッシュライトとして使うには光量が足りない。
本当に真っ暗闇の状況であれば多少は照らせるが、それでも数メートル先をうっすら照らすのが限界だった。
唯一このモードに至っては使い所が限られる感じがした。

ランタンハイ(4灯点灯)モード

ランタンモード(4灯)、最大照度で点灯

150ルーメンのランタンハイ(4灯点灯)モード。

地面に置いて点灯したので、光の広がり具合がわかりにくいが
明るさはかなり強く、全方位が強く照らされていることがわかる。

ランタンモード(4灯)、スイッチを長押しで最小照度まで低下。

スイッチを長押しして、最小照度の20ルーメンまで落とす。

先ほどのハイモードと比較するとかなり暗くなるが
それでも、手元や足元周囲を照らすには十分な明るさがある。

例えば、軽い作業のため手元だけ照らしたいとか
就寝時にどこかに吊り下げて周囲をうっすら照らすような用途であれば
この明るさでも全く不足はないと思う。

ランタンロー(2灯点灯)モード

ランタンモード(2灯)、最大照度で点灯。

最後に、75ルーメンのランタンロー(2灯点灯)モード。

前述のランタンハイモードと比べて、単純に半分の光量。
ちなみに本体にはランタン用LEDが4つ搭載されていて、そのうち半分の2つだけ点灯している状態がこのモード。

ローモードのメリットは、ハイモードと比べてバッテリー消費量が半分以下なところ。

ランタンモード(2灯)スイッチを長押しして最小照度まで低下。

スイッチを長押しして、最小照度の10ルーメンまで落とす。

こちらもハイモードの時と同じくずいぶん暗い印象になるが、それでも手元や足下周囲を照らすには必要十分な明るさがあった。

そして何より、脅威の170時間7日間点きっぱなしを実現するのがこのモード。
私はこのローモードを最も多用しており、就寝時はこれを部屋の足元に置いている。

電池切れを心配することなんてほぼ皆無なので、平気で何日間も充電なしで使い通すことができる。
この安心感は、なかなか無い。

総合評価でかなり優秀。

これはマジで一つ持っておくべき。

総じてかなり優秀なコンパクトLEDランタン。

一度フル充電しておけば驚くほど長時間の点灯に耐える上に
これ一台でランタンにもフラッシュライトにもなるという多様さ。

それぞれの点灯モードの使い勝手もかなり良く、必要に応じて使い分けられるのが良い。

どのモードも点灯時間が非常に長いので
非常時の備えとして一台持っていても間違いはない。

やさしいアンバーの光が安心感を与える

LEDの色味が、あえてホワイトでなくアンバーというのもポイント。
蛍光灯のようなパキッとした白色ではなく、ふわっとした暖色。

ホワイトカラーも、それはそれで明るく感じられて良いと思うが
やはりどうしても冷たい印象がある。寒色とはよく言ったもので。

ホテルのロビーやレストランのホールがほとんどの場合に暖色の照明器具を使うように
暖色は、温かみがあってリラックス効果がある
光の色味的には、ちょっと古めかしい印象があるが
そのローソクに近い風合いの明かりは純粋に落ち着く。

もしも非常時、災害時に使うことになれば尚のこと
光の色味というのは、メンタル状態や安心感に大きく影響する。

 

レビュー
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