脱衣所やトイレでの寒さがツラい季節がやってきた。
ヒートショックが特に起きやすい空間でもあるので、不安に思っている人も多いんじゃないだろうか。
いやいや、うちはヒーター置いてるよ!という人も。
もしデロンギの小型オイルヒーターを試したことがないのなら、是非とも検討してほしい。

結論を先に言うと、めちゃくちゃ暖かくて脱衣所もトイレも完全に常夏状態。
今までちょっと嫌だった寒い室内での脱いだり着たりが完全に快適に。
むしろ『ココから出たくない』とまで思うので、これは拡散しなくてはと記事を書いた。
是非最後まで読んでほしい。
オイルヒーターのメリットデメリット
オイルヒーターに関して、どんなイメージを持っているだろうか。
よく聞く良いイメージが、
・あまり高温にならないので安全
・無風なのでゴミやホコリを舞い上げない
・止めた後もしばらく暖かい(オイルが冷めるまで)
悪いイメージが
・温まるまでが遅い
・電気代が高い
ざっとこんなもんだと思う。
GOOD | BAD |
熱くない、安全 | 温まるのが遅い |
風が出ないのでゴミが舞わない | 電気代が高い |
止めた後もしばらく暖かい |
オイルヒーターは、デメリットがデカすぎる。
どうしても一般に浸透しないのは、オイルヒーターのデメリットが大きすぎるからだと思う。
温まるのが遅くて、電気代が高いオイルヒーター。
朝起きてヒーターをつけても、すぐに暖かくなってくれない。
じゃあ付けっぱなしにしとこうかと思っても、電気代が高いのでけっこう心配。
エアコンの方がよっぽど強力で電気代もかからないときたもんだから
高所得者ならまだしも、一般庶民にこんなヒーターの使い道あるわけがない。
ポイントは使う場所。
しかしこのオイルヒーターというやつは、使う場所によってはとんでもなく効果を発揮する。
そしてデメリットが激減する。
それはズバリ、狭い空間。
脱衣所やトイレでの使用に至っては、温まるのもそこそこ早く、電気代もあまりかからないという
それでいて付けっぱなしOKという、最強の暖房器具に早変わりする。
使う部屋が狭いと、メリットが強力になりデメリットが緩和される。

脱衣所やトイレというのは、部屋としてはけっこう狭い。
面積で言うと、クローゼットや押し入れより狭いと思う。
その狭さが、オイルヒーターのメリットをさらに活かしつつ
デメリットをほとんど緩和、あるいは帳消しにしてくれる。
デメリット1、温まるまでが遅い→割と早くなる
もちろん、一般的な暖房器具と比べれば多少遅いのは否定できないが
元々、それなりの広さの部屋で使うことを前提に作られているので
いざ脱衣所やトイレなどのような極小空間で使ってみると
オイルヒーターにしては、空間全体が温まるまでがけっこう早い印象を受ける。
更にはここで、本体が熱くならなくて安全というメリットがかなり活きてくる。
当然、狭い空間での使用はヒーター本体に触れてしまう可能性が高くなるが
この特徴のおかげで、ヒーターの存在をそこまで心配する必要がない。
特に脱衣所などは、タオル類もたくさん置いてあると思うので
火事の心配をしなくて良い暖房器具というのがメリットとして非常に大きくなる。

デメリット2、電気代が高い→かなり控えめになる
これは、デロンギヒーターのようなサーモスタット(設定温度になったら自動で消える)機能がある機種に限られるが
実は、電気代もあまりかからない。
なので昼間は基本的につけっぱなしで良い。
というのも
繰り返しにはなるが、脱衣所やトイレは狭い。
ヒーターをつけたら程なくして空間全体が温まり、設定温度に達する。
そうなると、本体はサーモスタットにより一旦停止するが
オイルヒーターのもう一つのメリット、止めた後もしばらく暖かいが活きてくる。
オイルヒーター内部に満ちているオイルが、停止した後もしばらく熱を帯びているので
すぐに部屋が冷え始めるということがない。
もっと言うと、脱衣所やトイレなど特有の極端な部屋の狭さの助けもあって
停止した後も、なかなか冷えない。
なので、スイッチを入れっぱなしにしていても実際はほとんどの時間は停止している。
しばらく経つと気温が下がり始め、サーモスタットによりヒーターが再度動き始めるが
上記の理由により、実動時間は微々たるものなので
実際のところ、電気代は思ったほどかからない。

電気代、参考値
実際、どれくらいの電気代がかかるのか。
デロンギのミニオイルヒーターは、消費電力が500W。
500Wの器具を1時間使用した時の電気代が、だいたい15円程と言われている。
朝起きて、6時にスイッチを入れたとして
夜は21時にスイッチを切ったとする。
すると15時間ほどの使用になるので、本来なら1日あたりの電気代は225円になる。
だが、サーモスタットにより必要に応じて動いたり止まったりを繰り返すので
実働時間は、だいたい半分の7,5時間ほど。
そうなれば一日使っても112円と、心理的にもなかなか使いやすい価格帯になる。
(もちろん部屋の機密性や窓の有無、換気扇との併用による影響はあるので
あくまでも参考程度にしてほしい。)
仕事などで昼間は家に居ないのであれば
使用時間はもっと短く、電気代はもっと安くなる。
その場合はタイマースイッチの併用がオススメ。
帰宅前に自動でスイッチオン、電気代を抑えつつも快適に過ごせる。

ただし一点、注意事項。
タイマースイッチ機能つきのスマートプラグは、外出先から好きなタイミングで動かすこともできてしまう便利さの裏に
目の届かないところで起動してしまう点で、
熱を発する暖房器具への使用は推奨されていない。
電気の使用量も計測できて便利ではあるが、使用は自己責任。
我が家では、脱衣所とトイレが家の中で一番暖かい。

脱衣所とトイレにデロンギを置くようになって3年ほどになる。
どちらの空間も、本来はけっこう寒い。
その上で脱衣を伴うという点で、なかなかキツめの寒さを味わっていた。
デロンギを使うようになって、むしろ暑いと感じるほどになり
文字通り常夏の空間に変化した。
暖房の効きも強いので、家中のどの部屋よりも暖かくなった。
脱衣所やトイレの寒さに悩まされている人、浴室暖房などの高額商品を検討し始めてしまっている人は
一旦立ち止まって、是非とも試して頂きたい。
