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【冬の風邪対策】加湿器の選び方【部屋別】

雑記

湿度が低いと、何がキツいかと言えば

朝起きたとき、のどはカラッカラ目はショボショボ
痛いわ不快だわで最悪なことじゃないだろうか。

日中起きているときは、のどが渇けばこまめに水分補給したり
目が乾燥すれば目薬を注したりと、色々と出来ることはあるが
寝ている時は、そうはいかない。

そしてだいたい、朝起きたタイミングでのどがイガイガしてて
風邪をひいたことに気づいたりする。
冬時期の風邪はなかなかしんどい。

寒いと免疫も落ちるので、他のシーズン以上に体調管理はしっかりしていないと
冬場の風邪は、マジでキツい。

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加湿器で快適&ウイルス対策

加湿器を使うことによって、部屋の湿度が快適レベルまで上がるので
乾燥による不快感を防げて、風邪予防にもなるよ、というお話。

ただもう正直、これはもう今さら特に言うことではない。

『そんな事ぁわかってるが、種類が多すぎて何が何なのかわからんわ』
という人は、可能な限りわかり易くまとめてみたので
ぜひ最後まで読んでみてほしい。

加湿器の種類は4つもある。

一口に加湿器と言っても、実は細かく分ければ4種類にもなる。
種類によって、加湿の方法が全然違う。

それぞれにメリットデメリット
使う場所によっての向き不向きがあるので
使用シーンに合った加湿機を選んでほしい。

使用の上で必要な電気代にも、けっこう違いがある。

超音波式

超音波式の加湿器。
音波による振動で水を微細な霧状にし、ファンによってそれを拡散するもの。

メリット

まず大きなメリットは、全体的に安価な製品が多いところ。(高級モデルもある)
水を振動させる装置とファンしか使わないので、非常にシンプル。

加熱しないのでヒーターを使わないため、室温に影響を与えない

そのシンプルさから、本体をコンパクトにし易く
出力の低いモデルであれば、卓上にもおけるサイズが存在する。

そしてなんと言っても立ち上がりが非常に早い
スイッチオンで速攻で噴霧し始める。

デメリット

本体の手入れが非常に重要。
加湿するのに加熱を伴わないので、内部に雑菌などが繁殖するとそれをそのまま撒き散らしてしまう可能性がある。

また、タンクに入れた水を振動させて拡散しているに過ぎないので
充填する水の質にも気をつける必要がある。

スチーム式

スチーム式の加湿器。
名前の通り水を加熱して蒸気を発生させるもので、割と原始的な加湿方法。

メリット

水が蒸発するほど加熱するので、熱の効果によりタンク内に菌が繁殖しにくい
衛生面が気になるなら断然これが良い。

あとはヒーターの熱によって室温が若干上昇するので、寒い時期の使用に向いている。
文字通り湯気による加湿なので、加湿力は抜群に高い。

デメリット

これはやっぱり電気代の高さ。
電気を使って熱を発生させるのって、けっこう電気代がかかる。
特にこのスチーム式は4種の中でも最も電気を使用するので、電気代が圧倒的に高くつく

もちろん、商品によっても微妙な差があるとは思うけど
このタイプはどれも平均して電気代が高いので、注意して選んだ方がいいと思う。

あとはスイッチを入れて加湿が始まるまでがちょっと遅い
水が蒸気になり始めてからやっと加湿開始なので、スイッチを入れてすぐに加湿してほしい場合は微妙。

気化式

気化式の加湿器。
加湿フィルターを使ったシンプルな構造。

フィルターで吸い上げた水分に、ファンで風を当てることで
いわゆる『冷たく湿った空気』を放出する。

メリット

超音波式と同じく、とにかく構造が簡単なので
全体的に安いものが多い。(もちろん高額モデルもある)

ヒーターを使わないので電気代も抑えられる。
今回紹介する4種類の中では構造上いちばん電気を使わないので、電気代は圧倒的に安く済む

デメリット

要は、フィルターに吸い上げた水に風を当てているだけに過ぎないので
どうしても、他のモデルと比べると加湿能力はまちまち

このモデルでしっかり加湿しようと思うと、強運転などにして出力を上げる必要がある。
その場合は動作音の騒音化が気になるところ。

ハイブリッド式

加熱気化式の加湿機。
何どうハイブリッドなのかと言うと、加湿フィルターとヒーター、ファンを使っている。

フィルターで吸い上げた水分に、ヒーターとファンを使って温風を当てることで
いわゆる『暖かく湿った空気』を放出する。

メリット

ポジション的には、気化式の上位交換モデルのような感じになる。

スチーム式と同じく加熱を伴うが、こちらは蒸気になるほど加熱する必要がないので
スチーム式よりも加湿し始めるのが早い

デメリット

これもやはり、電気代の高さ。

スチーム式に次いで電気代が高くなる。
加湿力を上げるためにヒーターを組み込む上での宿命と言える。

使う場所別、おすすめの加湿器

加湿器は4種類ありますよ、という話だったが
正直、どれか一つだけが抜群に良くて最高だというものでもない

使う場所によって、最適な加湿器は変わる。
全ての加湿器が、それぞれの得意分野では効果をしっかり発揮する。

加湿器をリビングで使うなら

加湿器をリビングに置きたいのなら、超音波式の加湿器がいいと思う。

その理由は
・本体が安い(購入しやすい)
・ヒーターを使わないので電気代も安い(日中の長時間使用に最適)
・スイッチオンからの加湿開始が抜群に早い(朝起きてすぐ使える)

他のモデルを避けた理由は
・日中の長時間使用で電気代が高くつく(スチーム式、ハイブリッド式)
・加湿能力が弱く、リビングのような広い空間に向かない(気化式)

電気代が安い代わりに、ヒーターによる室温上昇効果はないが
基本的にリビングなら普通に暖房を入れてると思うので、大きな問題ではないと思う。

加湿器を寝室で使うなら

加湿器を寝室で使うなら、スチーム式の加湿器がいいと思う。

その理由は
・ヒーターを使用することによる室温上昇効果(寝室がほんのり暖かい)
確実で強力な加湿ができる(やはり蒸気での加湿はシンプルかつ至高)
・ヒーター加熱による清潔さ、菌の繁殖のしにくさ(夜間はコストより健康をとる)

他のモデルを避けた理由は
・室温上昇効果が低い(ハイブリッド式)
・加湿能力の低さ(気化式)
・霧状の加湿による布団、衣類への影響(超音波式)

電気代は多少高くつくが、就寝時間だけの使用なら健康面を考慮してこれがベストだと思う。
体調管理のために使うのだから、就寝時くらいはしっかりお金をかけて良いと思う。

加湿器を書斎(自室)で使うなら

書斎や自室で使うなら、気化式の加湿器がいいと思う。

その理由は
・ヒーターを使用しないので電気代が安い(リビング並に長時間使用することも考慮)
・加湿力が強すぎないので、書類や電子機器にも安心(過加湿を避ける)
・自分の周辺だけ加湿できればいいのならコスパ的にもこれでよし(必要十分)

他のモデルを避けた理由は
・加湿力が強過ぎると、本や電子機器に影響する可能性(スチーム式、ハイブリッド式)
・霧状噴霧による周囲への水濡れなどの影響(超音波式)

書斎や自室では一人で過ごすことがほとんどだと思う。
必要最低限の効果さえあれば良しとするなら、そんなに高額なモデルは必要ない。

加湿器を子供部屋で使うなら

子供部屋で使うなら、是非ともハイブリッド式の加湿器を置いてあげて欲しい。

理由は
・ヒーター式なので衛生的(衛生面は大事)
・加湿のし始めが早いので、必要な時にサッと動かせる(予測不能な動きに即対応)
・スチーム式に次いで加湿能力が高いので、手の届かないところに設置できる(安全面も大事)

他のモデルを避けた理由は
・スイッチオンですぐに動かないと、子供の動きに対応できない(スチーム式)
・加湿力の低さ(気化式)
衛生面を考慮して(超音波式)

子供部屋には、ぜひハイブリッド式の加湿器を置いてあげて欲しい。

トイレで使うなら

不要。以上。

ただ、今回の趣旨とはズレるが
トイレにデロンギの小型ヒーターを置くのは、マジでおすすめする。

冬場のトイレ特有の、脱いだ時と座った時のヒヤッと感がなくなる。
というより、トイレで全裸になれるレベルで暖かくなる

それでいて、そんなに広い空間でもないので電気代もあまりかからない。
加湿器の話そっちのけでこれを本気でおすすめする

雑記
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